チアゾールアルデヒド,ケトン類-オキシム,チオセミカルバゾン誘導体の酸解離定数ならびに銅キレートの安定度定数 : 有機試薬としてのチアゾール誘導体に関する研究(第11報)
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概要
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チアゾールアルデヒドおよびケトン類のオキシム,チオセミカルバゾン誘導体の酸解離定数ならびに銅キレートの安定度定数を50%ジオキサン溶液中,イオン強度0.1,温度25℃でpH滴定により測定した.オキシム誘導体の酸解離定数p<I>K</I><SUB>NH<SUP>+</SUP></SUB>は2.61〜2.72,p<I>K</I><SUB>OH</SUB>は10.31〜11.45間に,銅キレートの安定度定数log<I>K</I><SUB>av</SUB>は7.80〜10.04間に,またチオセミカルバゾン誘導体の酸解離定数p<I>K</I><SUB>NH<SUP>+</SUP></SUB>は2.60〜2.75,P<I>K</I><SUB>SH</SUB>は10.73〜11.47間に,銅キレートの安定度定数log <I>K</I><SUB>av</SUB>は10.29〜11.21間にある.オキシム誘導体の銅キレートはオキシム基のOとチアゾール核のNとで6員環,チオセミカルバソン誘導体の銅キレートは,チオセミカルバゾン基のSと=N-とで5員環のキレートリングを形成するものと推定した.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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