1,10-フェナントロリン-鉄(II)キレートによるホウ素の抽出比色定量
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概要
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メチレンブルー,ローダミンBなどの有色色素によるホウ素の抽出比色定量法が種々試みられているが,著者らはホウ素をBF<SUB>4</SUB><SUP>-</SUP>とし,これを1,10-フェナントロリン-鉄(II)キレートとともにニトロベンゼンに抽出し,515mμにおける吸光度を測定してホウ素を定量した.従来のメチレンブルー法に比べ試薬としての感度は低いが,"から試験値"の小さいことは本法の利点である.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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