有害駆除が野生ニホンザルの個体群に与える影響: 捕獲記録の分析
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概要
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Sex and age compositions of wild Japanese monkeys captured as agricultural pests in Shiga prefecture for 11 years from 1981 to 1991 were studied. The composition of sex and age of 7 wild troops on Kyoto and Hyogo prefectures was also examined for comparison. The rate of males over 4 years old were higher in captured monkeys as agricultural pests than in wild troops. Most of captures as agricultural pests were performed in restricted seasons and areas. Over harvesting will exterminate some local populations of wild Japanese monkeys. We propose a moratorium on the capture as agricultural pests until the monitoring systems on influences to wild populations by captures are established.
著者
-
鳥居 隆三
滋賀医科大学動物実験施設
-
羽山 伸一
日本獣医畜産大学野生動物学教室
-
和 秀雄
日本獣医畜産大 獣医畜産
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羽山 伸一
日本獣医畜産大 獣医畜産
-
稲垣 晴久
塩野義製薬株式会社,油日ラボラトリーズ
-
稲垣 晴久
塩野義製薬油日ラボラトリーズ
-
鳥居 隆三
滋賀医科大学医学部付属動物実験施設
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