B 型急性肝炎におけるラミブジン治療の有効性とその長期成績
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概要
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HBV逆転写酵素阻害剤であるラミブジンの, 急性肝炎治療における有効性について報告が散見される. 我々は重症化や慢性化が危惧された急性肝炎5例 (男性4例, 女性1例. 平均年齢47.6歳. genotype A: 2例, genotype B: 1例, genotype C: 1例, 未測定: 1例) にラミブジン100mgの投与を行った. 入院後ラミブジン投与までは平均16日 (1-41) であった. 投与後のHBsAg陰性化までは65日 (8-114), HBV-DNA消失までは30日 (2-79), HBsAb陽性化までは103日 (8-228) であり, 投与期間は111日 (8-203) であった. 4例はHBsAb陽性を確認後終了し, 1例はHBV-DNA陰性とHBsAg陰性とALT正常化を3カ月間確認し終了した. 1年以内に全例でHBsAbが陽性となった. ラミブジンは急性肝炎においても有効な治療法と考えられる.
- 社団法人 日本肝臓学会の論文
- 2003-07-25
著者
-
菊山 正隆
浜松労災病院消化器科
-
竹平 安則
県西部浜松医療センター消化器科
-
室久 剛
県西部浜松医療センター 消化器科
-
影山 富士人
県西部浜松医療センター 消化器科
-
小林 良正
浜松医科大学医学部第二内科
-
川田 一仁
県西部浜松医療センター消化器科
-
笹田 雄三
浜松労災病院消化器内科
-
芳澤 社
浜松労災病院消化器内科
-
牧野 さつき
県西部浜松医療センター消化器科
-
笹田 雄三
浜松労災病院消化器科
-
笹田 雄三
浜松労災病院 消化器科
-
竹平 安則
県西部浜松医療センター 消化器科
-
竹平 安則
県西部浜松医療センター 内視鏡科
-
菊山 正隆
浜松労災病院 消化器科
-
平井 律子
浜松労災病院消化器科
-
芳沢 社
浜松労災病院消化器科
-
室久 剛
県西部浜松医療センター消化器科
-
菊山 正隆
浜松医科大学第2内科
-
川田 一仁
浜松医科大学第二内科
-
小林 良正
浜松医科大学第二内科
-
小林 良正
浜松医科大学 第二内科
-
菊山 正隆
熊本県総合保健センター
-
室久 剛
聖隷浜松病院 消化器内科
-
平井 律子
浜松労災病院 消化器科
-
菊山 正隆
独立行政法人労働者健康福祉機構浜松労災病院消化器科
-
影山 富士人
浜松医療センター消化器科
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