超臨界二酸化炭素によるアルミナ成形体の脱脂
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概要
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超臨界流体抽出法によるアルミナ成形体の脱脂実験を行い, 適切なバインダーの組み合わせと脱脂条件について検討した.まず, 種々のワックスを用いてアルミナ粉末を成形し, 超臨界二酸化炭素による脱脂実験を行った.この実験において最も高い脱脂率の得られた融点320Kのパラフィンワックスを低分子バインダーとして選定した.次に, バインダーとしてパラフィンワックス, ステアリン酸および5種類の熱可塑性樹脂を用いたJIS曲げ強度試験片からの脱脂実験を行った.この結果, 脱脂後の成形体の欠陥の有無は熱可塑性樹脂の種類と添加量, および低分子量バインダーの脱脂率と密接な関係があり, 熱可塑性樹脂としてはポリエチレンあるいはポリプロピレンが適していることがわかった.また, 脱脂後の成形体を焼成したところ従来法によるものと同程度の曲げ強度が得られた.
- 社団法人 化学工学会の論文
著者
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滝嶌 繁樹
広島大学大学院工学研究科物質化学システム専攻
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舛岡 弘勝
広島大学工学部化学工学科
-
舛岡 弘勝
広島大学教授
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舛岡 弘勝
広島大学大学院工学研究科物質化学システム専攻化学工学講座
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舛岡 弘勝
広島大学工学部化学工学講座
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舛岡 弘勝
広島大学工学部
-
舛岡 弘勝
Department Of Chemical Engineering Faculty Of Engineering Hiroshima University
-
瀧嶌 繁樹
広島大学工学部 化学工学科
-
松本 泰正
広島大学工学部 化学工学科
-
向 康成
(株) 日本製鋼所 機械電子技術研究所
-
酒井 忠基
(株) 日本製鋼所 機械電子技術研究所
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舛岡 弘勝
広島大学工学部 化学工学科
-
滝嶌 繁樹
広島大学工学部 化学等学科
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