魚病細菌に対するキノロン系薬剤の試験管内抗菌性
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概要
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5種類の旧キノロン系薬剤NA,PA,OA,MLX,およびFLUと5種類の新キノロン系薬剤OFLX,NFLX,ENX,CPFXおよびTFLXについて、10種類の魚類病原性細菌に対する試験管内抗菌活性を比較した。その結果、旧キノロン系薬剤のなかではFLUとOAが高い静菌および殺菌活性を示した。菌キノロン系薬剤は旧キノロン系薬剤よりも全般的に静菌および殺菌活性が高く、なかでもCPFXとTFLXが高い活性を示した。新キノロン系薬剤は旧キノロン系薬剤に耐性を示す細菌に抗菌性を示し、またグラム陰性細菌だけでなく陽性細菌に対しても抗菌性を示すものがあった。
- 日本魚病学会の論文
著者
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楠田 理一
Fish Disease Laboratory, Department of Aquaculture, Kochi University
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川合 研児
Fish Disease Laboratory Department Of Aquaculture Kochi University
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Palmer Roy
Fish Disease Laboratory, Faculty of Agriculture, Kochi University
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川合 研児
Fish Disease Laboratory, Faculty of Agriculture, Kochi University
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楠田 理一
Fish Disease Laboratory ,Faculty of Agriculture,Kochi University
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