発酵および加熱処理による茶葉クロロフィルの分解
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概要
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発酵および加熱処理した茶葉のクロロフィル系色素を生葉のものと比較検討した。発酵葉にはクロロフィリッドa,b,フェオホルビッドaが新たに生成しており,加熱葉にはフェオヒチンa,bが生成していた。また,クロロフィルa,bの発酵3時間後の残存率はそれぞれ54%と68%,加熱120秒では25%と81%であった。<BR>終わりに臨み,本実験の遂行にあたり有意義な示唆をしていただいた古谷弘三製茶部長,取りまとめに御協力いただいた竹尾忠一製茶第1研究室長に感謝の意を表する。
- 日本茶業技術協会の論文
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