ダイズ新品種「キヨミドリ」の育成とその特性
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概要
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「キヨミドリ」は,九州沖縄農業研究センター(旧九州農業試験場)において,初めて暖地向けに育成された青豆品種で,2002年に「だいず農林120号」として農林登録された。「キヨミドリ」は子実の種皮および子葉部が緑色で中生の青豆在来種「黄粉豆-2」を母に,大粒・良質で中生の青豆在来種「群馬青大豆」を父とした交配後代から選抜された品種で,その成熟期は「フクユタカ」よりやや早い"中の晩"である。子実の大きさは「フクユタカ」よりやや大きい大粒ダイズである。子実の種皮および子葉部は成熟後も濃い緑色をしており,その色調を活かした青豆腐などへの利用が期待される。本品種の普及見込み地帯は九州地域である。
- 農業技術研究機構九州沖縄農業研究センターの論文
- 2007-03-00
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