1178 デサリネーション適用後の鉄筋腐食挙動について(補修・補強(材料))
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概要
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あらかじめ塩化物を混入した供試体にデサリネーションを適用した後に、種々の環境下に放置した時のCl一濃度分布の変化を検討するとともに、通電処理が細孔構造とCrおよびCO2浸透性に与える影響を検討した。この結果、処理後飽水シールをした場合には4週放置まではCl一の再分布は認められなかった。また、Cl-量が8.0kg/m3の場合には4週以上の通電処理により鉄筋近傍の細孔構造に変化が認められたが、4週放置の段階では、Cr-の浸透性に通電処理の顕著な影響は認められず、中性化深さは通電処理を行った場合の方が小さかった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1996-06-17
著者
-
芦田 公伸
電気化学工業
-
小川 智広
京都大学大学院 工学研究科土木工学専攻
-
上田 隆雄
京都大学大学院工学研究科土木工学専攻
-
芦田 公伸
電気化学工業(株)青海工場セメント特殊混和材研究所
-
宮川 豊章
京都大学工学研究科土木工学専攻
-
小川 智広
京都大学大学院工学研究科土木工学専攻
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