1179 電気化学的処理による鉄筋コンクリート中へのイオン浸透及び拡散状態(補修・補強(材料))
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概要
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コンクリート構造物の電気化学的補修技術において、陰極の内部鉄筋と陽極のコンクリート表面間に存在する電解質溶液として、Li化合物を含有する溶液を使用することにより、溶液濃度に拘わらずLiイオンをコンクリート内部に深く浸透させることができ、H+バa+モル比を十分に高められることが判明した。さらに、通電処理終了後、半年の自然放置により電極部に集まったNa+の拡散の結果、Li+/Na+モル比がさらに高まることが確認された。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1996-06-17
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