1037 完全非破壊によるRC構造物の電気化学的鉄筋腐食診断技術の検討(耐久性診断・評価)
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概要
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コンクリート構造物の鉄筋腐食に関する評価方法として分極抵抗と自然電位の測定法を応用して2個のセンサーによりコンクリート表面から完全非破壊で評価する方法の検討を行った。その結果,2個のセンサーにより測定される分極抵抗の抵抗和測定では測定値へ及ぼす影響因子の特定が出来ず実用化にはさらに検討の必要があるが,自然電位の電位差測定に関して鉄鉄筋の腐食状態をコンクリート表面から完全に非破壊で評価する事ができ,腐食領域の範囲確認などへの実用化が可能であることが明かとなった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1998-06-30
著者
-
石橋 孝一
電気化学工業(株)
-
藍郷 一博
東日本旅客鉄道株式会社総合技術開発推進部テクニカルセンター土木技術グループ
-
原 与司人
電気化学工業(株)特殊混和材事業部
-
田中 淳一
東日本旅客鉄道株式会社 安全研究所
-
藍郷 一博
Jr東日本
-
原 与司人
電気化学工業(株)
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