大阪府・市における新自由主義的・権威主義的教育政策(III <特集3>課題研究 構造改革下の自治体教育政策をめぐる動向)
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概要
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Today, local authorities are guided to execute the neoliberal reforms of education. In Osaka, the governor and the mayor belonging to Osaka Restoration Association (Osaka-Ishin-no-Kai) have been devoted to accomplishing the neoliberal reform of education. It is unique, because of their authoritarian methods. But in Osaka, as well as in other cities in Japan, the management-by-objective system furnished by the basic plan for promoting education lacks the fiscal sanctions directed at failing schools. To make up for this lack, the principals and vice-principals of the failing schools will be dismissed. The dismissal based on the school evaluation is working as the keystone of the management-by-objective system. Moreover, the attacks against public school teachers, public servants, artists receiving public financial aid, and other people who are not singled out for preferential treatment, the fretfulness about low achieving students, the competitive spirit which excludes each other, are all called on to obtain consent for the neoliberal reform of education.
- 日本教育政策学会の論文
- 2013-07-15
著者
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