人間の記憶容量と認知モードに対応したペン型デバイスの拡張によるGUI非依存の描画作業支援システム
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概要
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一般的に広く使用されている GUI をベースとした描画作業支援システムでは,GUI メニューの操作によって機能の切り替えやパラメータの調整を行う.この操作は,描画作業を一時的に中断しなければならず,認知的負荷の増加が懸念される.また,ソフトウェアの高機能化によって GUI メニューの構造はより複雑になり,認知的負荷の増加はより深刻になることが予想される.この問題を解決するために,2 種類の実験から得た記憶容量と認知モードという 2 つの設計指針をもとにして,ペン型デバイスの拡張によって実現される GUI 非依存の描画作業支援システムの設計と実装を行った.
- 2014-03-06
著者
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田野 俊一
電気通信大学
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市野 順子
電気通信大学
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橋山 智訓
電気通信大学
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岩田 満
東京都立産業技術高等専門学校
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羽木 貴昭
電気通信大学情報システム学研究科
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高野 健太郎
電気通信大学情報システム学研究科
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