強化学習を用いたペンインタフェースシステムの設計と評価
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概要
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本研究では, "紙と鉛筆"の思考活動に対する自然さを重視し, なおかつ個々のユーザに対応していくペンインタフェースシステムの実現を目的としている.システムの機能を文字の清字と編集機能に絞り, そこで生じる切り出しの問題とペンジェスチャ入力の問題における分析から, 個々のユーザに対応するにはシステムが受け身の姿勢でユーザとやりとりしながら, 自らの正しい行動を獲得することが必要であることを示した.実際に強化学習のモデルとしてペンインターフェースシステムを捉え, 目的に合わせた2層化Q-Learning 学習機構により, 先の二つの問題を一つの手法で統合的に解決できるシステムを設計し, それぞれ実装・評価を行った.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-03-12
著者
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