災害と患者会活動
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概要
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【目的】東日本大震災における患者会活動を通して、災害時の患者会の活動と患者ニーズを明らかにする。【方法】日本難病・疾病団体協議会(JPA)所属の患者会役員にヒヤリング調査を行った。また、仙台ポリオの会(宮城県)患者会調査を参考にした。【結果】安否確認に時間がかかった。今までの災害に比べライフラインの復旧にかなりの時間がかかった。特にガソリンは重要で専門医療機関への受診、生活に欠かせない状況がある。災害時の支援では日常の1対1の人のつながりが重要であった。【考察】患者会は医師や製薬会社、近くの他の患者会、近隣の患者会とのつながりが重要である。また、日常活動の充実と双方向性のコミュニケーションが災害時に役立った。患者会では今回の経験を調査して資料分析を行い、次により良い活動への資料作りが必要である。
- 埼玉県立大学の論文
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