全国障害者スポーツ大会と精神障害者
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概要
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1999年当時、全国規模の精神障害者スポーツ競技大会は実施されていなかった。そこで、日本精神保健福祉連盟は1999年全国規模の調査を行い、2000年には啓発セミナーを実施した。翌、2001年第一回全国障害者スポーツと同時に第一回精神障害者全国バレーボール大会を開催することができた。その後、第二回全国障害者スポーツ大会ではオープン競技として精神障害者スポーツを開催できた。連盟は、全国大会開催予定都道府県で精神障害者スポーツセミナーを開催し、精神障害者のスポーツ振興と啓発活動を行ってきた。その後、全国大会予選会として8ブロック大会の開催を推進した。また、全国障害者スポーツ大会開催県等では、精神障害者スポーツを推進する県組織づくりの支援を行った。全国障害者スポーツ大会第三回静岡県、第四回埼玉県、第五回岡山県の大会ではオープン競技として開催されている。第六回の兵庫大会では、開会式に精神障害者が行進を行い、皇太子の前を笑顔で行進した。そして、2008年第八回大分大会では、団体種目バレーボールとして精神障害者が正式競技として行われることが決定した。
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