全国障害者スポーツ大会正式種目と精神障害者
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概要
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全国障害者スポーツ大会第8回大分大会では精神障害者の種目(バレーボール)が正式種目となった。国体の一環の大会での正式種目化には、精神障害者スポーツとして多くの課題があると思われる。目的:精神障害者スポーツチームの指導者(以下、指導者)の障害者スポーツに関する認識を把握すること。方法:第6回全国障害者スポーツ大会に参加チームの指導者に自記式調査を行った。結果:指導者のほとんどが精神保健福祉関係者であり、スポーツ関係者や市民は非常に少なかった。また、スポーツや障害者スポーツに関する知識や情報が極端に少なかった。指導者は障害者スポーツやスポーツに関する知識等や役割について充分な理解をもっていなかった。県代表としてのスポーツ関係団体との連携も不十分であった。考察:精神障害者のスポーツは未だに精神保健専門職が担い、施設内のレクや交流の延長で行われえていると考えられた。従って、正式種目化では、精神障害者スポーツ指導者にスポーツ指導者や障害者スポーツ指導者の有資格者を招聘し、託することが急務である。
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