ヘルスケア関連団体ネットワーキングの会とその経過

概要

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ヘルスケア関連団体ネットワーキングの会は、患者・障害者団体リーダーが横に繋がる活動、リーダーのセルフヘルプグループ、ネットワーキングの会として発足している。当初は、リーダーが集まっても違いを強調してしまい、同じ悩みを共有したり話し合いができない事が危惧される。しかし、実施したワークショップでは、既存の組織と異なり、リーダーが前向きに話ができる場となる。そして、活動は、参加型活動を目指していたので、ワークショップ以外にウエッブサイト委員会などができている。また、海外からの参加者もいるので、広い視野からの検討が行われる。ワークショップテーマは、第1回「活動にかり立てるものこえるもの」、第2回「ひとりの気づきはみんなの気づき」、第3回「自分づくりひとづくり」、第4回「未来に向けて、充実と広がり」、第5回「つなぐ」である。ワークショップ後の調査は、ワークショップは有意義で、今後も続けるべきとの意見が大多数である。そして、地域学習会が活発になり、例えば、患者中心の医療へ向けた活動などの目標が明確になり、医学教育等に患者団体リーダーが参加するようになっている。
埼玉県立大学の論文