埼玉県小鹿野町おける高齢者の体力と健康の縦断的研究

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概要

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【目的】埼玉県小鹿野町で2004年・2005年と2010年の両方に被験者として参加した集団で比較検討し、同地域における在住高齢者の体格・体力や検査値の変化を明らかにすること。【方法】対象:2004年と2005年に調査に参加した被験者318名中で今回も参加した128名(40.3%)、男40名、女88名。76.92±5.19歳。方法:身体測定項目:身長、体重、腹囲、血圧、脈拍数、握力、下肢筋力、開眼片脚起立時間、10m歩行時間、血中高分子量アディポネクチン。【結果】二項ロジスティック回帰分析で右片脚起立時間のみ改善、BMI、収縮期血圧、拡張期血圧、右握力、右下肢筋力、高分子量アディポネクチン値は生理学的変化を示した。【考察】片脚起立時間が5年経過後に改善を示したことは、同地域において長年にわたって保健指導介入している結果である可能性がある。

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