北上山地の風衝荒廃地における緑化に伴う地熱流束の変化 : むしろ伏せ工施工当年度の変化
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概要
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北上山地に風衝荒廃地が発生する重要な原因とされる土壌層の冷却,凍上現象に対する,緑化工の保全効果を調べるため,風衝荒廃地の内部に緑化試験区を設定し,むしろ伏せ工による緑化を行った。緑化試験区と緑化を行わなかった対照区とで地熱流束,積雪深,凍上量の比較を行った。その結果,1.厳冬期の積雪には大きな断熱効果があること,2.緑化工による凍上の抑制効果は冬の初め(積雪前)の寒冷期に大きいことが明らかになった。
- 東北森林科学会の論文
- 1999-03-25
著者
-
大丸 裕武
森林総合研究所
-
北田 正憲
森林総合研究所東北支所
-
斎藤 武史
森林総合研究所東北支所
-
齋藤 武史
農林水産省林業試験場北海道支場・防災研究室
-
北田 正憲
森林総合研究所
-
斎藤 武史
森林総合研究所北海道支所
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