自閉症者の行動要因の分析を目的としたストレス可視化機能の提案
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
筆者らはこれまでに行動要因の分析を目的としたケース会議支援システムを提案している.システムを経験の浅い教師に適用したところ,行動要因に関連した気づきが議論を通して発生する一方で,議論する事前に実施される個別作業の際に,行動要因を客観的に分析することが難しく,これらを支援することでより効率的に気づきが発生すると考えた.そこで,行動要因とストレスの対応関係に注目し,アノテーションをストレスの観点で分析させることで,個別の作業であっても行動要因の客観的な分析が可能となると考えた.この仮説に基づき実装したストレス可視化機能を用いて予備調査を実施した結果,仮説が有効である可能性が示唆された.
- 日本教育工学会の論文
- 2012-12-20
著者
-
小川 修史
兵庫教育大学
-
森広 浩一郎
兵庫教育大学
-
掛川 淳一
兵庫教育大学
-
掛川 淳一
兵庫教育大学大学院
-
高野 美由紀
兵庫教育大学
-
掛川 淳一
兵庫教育大学大学院学校教育研究科
-
小川 修史
兵庫教育大学大学院学校教育研究科
-
森広 浩一郎
兵庫教育大学大学院学校教育研究科
-
藤井 祐次
兵庫教育大学大学院学校教育研究科
関連論文
- 協調的授業改善を支援するための動画共有システムVISCO開発に向けた実践的検討
- 教職大学院用eポートフォリオ・システムの開発と試行
- 図書を主題としたブログ活用による児童の語彙の広がり
- 自由記述メッセージからの学習者の特徴表現抽出(教育工学)
- 現職教師がブログでつくるティーチング・ポートフォリオ
- ブログを利用した情報発信学習における生徒による情報分類の変化
- 小学生を対象としたメッセージ推敲のための適応型キーワード提示システム(教育システムにおけるプラットホームとコンテンツ開発論文)
- 普通教科「情報」履修者のWeb情報に対する検証行動の分析 (一般高等教育とeラーニング/一般)
- E_024 補強対象を選ばない英語名詞の可算性判定補強手法(E分野:自然言語)
- 可算/不可算の判定に基づいた英文の誤り検出(教育工学)