サイレントスピーチBCI : 発話ジャンケン時とサイレントジャンケン時の運動準備電位

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概要

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我々は、サイレントスピーチを利用した単一試行脳波に基づいた新しいBCIを開発中である。このBCIは2つのフェーズから構成され、前者では発話時の脳波と音声信号を利用し、後者ではサイレントスピーチ時の脳波を利用している。これら両脳波の中に運動準備電位が含まれると仮定し、前者のフェーズでは、ICA後ECDLによって、運動野、運動前野あるいはBroca野にダイポール推定された脳波成分と音声信号からKalman filterモデルを特定する。後者のフェーズでは、サイレントスピーチ時に計測された脳波で、そのECDL結果が運動野、運動前野、あるいはBroca野である脳波をKalman filterモデルに入力し、出力として音声信号(スペクトログラム)を予測している。本研究では、上記仮定を検証するために、発話時およびサイレントスピーチ時に計測されたsingle-trial EEGsのgrand averagesを求め、従来研究と比較した。
2012-05-18

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