日本人40万人の20歳代から70歳代までの肥満の推移 : Body Mass Indexに関するコホート研究から
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概要
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27歳から70歳までの年齢コホートを6年間追跡し,肥満の推移を性別に比較検討した。その結果,以下のことが明らかになった。男性ではBMIは22.0から24.0までを推移し,20歳代,30歳代では有意に増加する。女性ではBMIが20歳代の20から40歳代の22.5まで直線的に増加し,その後60歳代で最大値になる。女性の最大値は男性のそれより0.5低い。男性の若年成人では今後肥満者の増加が予測されるので適正体重を維持し肥満を予防するための体重管理が必要である。一方女性は痩身志向が強く,若い世代ではBMIが低いので中年以降の上昇を抑える体重管理が肥満の予防に寄与すると考える。
- 日本健康医学会の論文
- 2006-04-28
著者
-
松田 一美
社会保険健康事業財団
-
桂 敏樹
京都大学医学部保健学科
-
星野 明子
京都大学医学部保健学科
-
星野 明子
京都大学医療技術短期大学部/医学部保健学科
-
山崎 真理
社会保険健康事業財団
-
松田 一美
(財)社会保険健康事業財団
-
桂 敏樹
京都大学医療技術短期大学部/医学部保健学科
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