子どものためのアクティビティプログラム調査研究 -男女共同参画による子育て支援のためのアクティビティプログラム開発と空間提案-
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概要
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本研究は平成18 年度福島県地域調査研究助成による委託研究である。建築・都市計画、環境計画分野における子どものためのスペース研究は、今日まで主に都市部を中心とした研究が多く、東京工業大学仙田満名誉教授による東京、横浜を中心とした研究がよく知られている。 本研究がスタートした平成18 年度は文部科学省で「子どもの居場所づくり」と題した子どもの環境づくりを教育の観点から進める「地域子ども教室」が予算化・組織化された年度であり、これが公立小学校を中心に設置された時期である。また他方では各地で子どもが凶悪事件に巻き込まれることが多発した頃でもあり、子どもの生活環境の安全性についても社会の目が向けられる時期でもあった。 本研究は地方都市、地域社会での子どもの生活環境が如何なるものかを「あそび環境」を糸口に行った調査研究である。特に福島県では「子どもクラブ」と呼ばれる学童保育所が設置されており、主には小学生低学年の一時預かり施設の役割を担っている。この子どもクラブでの子どもたちのあそびの調査、日頃のあそびやあそび環境の調査を観察調査とアンケート調査によって分析を行っている。また、より創造的、活動的なあそびをサポートする施設やそこでの活動についても児童館、子供館を中心に観察調査、ヒアリング調査を行っている。またアンケート調査では父親の子育ての参画についても聞いているが、これは特に福島県からの要請もあり調査内容に付加したものである。本研究は以上のような調査を中心に平成18 年4 月から平成19 年3 月の期間行い、本文は委託研究の研究報告書として作成した本編148 頁、資料編131 項、計279 項の分析結果を新たに抽出、再構成しまとめたものである。
- 2008-03-25
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