先天性欠如による歯冠近遠心幅径総和の過大を伴う骨格性下顎前突症の治療例
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概要
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症例は,の女性で,の計4本の先天性欠如による下顎歯冠近遠心幅径総和の過大を伴う骨格性下顎前突症例であった.Boltonのtooth size分析はoverall ratioでは %,anterior ratioでは %を示した.Excess valueはoverallでは mm,anterior segmentでは mmと算出された.治療ではClass III elasticsによる下顎歯列の遠心移動と,tooth size ratio改善のためair-rotor strippingによって下顎anterior segmentのexcess valueを mm減少させた.21か月間の動的治療により,大臼歯関係はClass Iとなり良好な咬合関係が獲得され,保定27か月経過後も安定した咬合状態が維持されている.
- 2011-02-25
著者
-
松本 尚之
大阪歯科大学歯科矯正学講座
-
箕浦 沙恵
大歯大・矯正
-
松本 尚之
大阪歯大・歯科矯正
-
好田 春樹
大阪歯科大学歯科矯正学講座
-
箕浦 沙恵
大阪歯科大学歯科矯正学講座
-
武東 雅子
大阪歯科大学歯科矯正学講座
-
箕浦 沙恵
大阪歯科大学
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