中国の少数民族「彝族」の薬物の生薬学的研究(第2報) : Hemerocallis属に由来する「Xuory」について(1)
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概要
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"Xuory," is a crude drug, which has been used as a remedy for cough and other ailments of frail persons by the "Yi (彝)" tribe in China, and is said to be derived from the root of Hemerocallis plicata of the family Liliaceae. The Chinese crude drug, "Xuancao (萱草)," used as a diuretic, is also known to be derived from the roots and rhizomes of a plant of the same genus. In order to confirm the botanical origins of these 2 crude drugs, a comparative anatomical study was carried out on the roots of 3 species including 5 varieties of the sections Hemerocallis and Capitatae. The results were as follows: (I) The roots of 7 taxa could be distinguished from each other by the mor- phological characteristics such as the presence or absence of swollen part and the levels in the root of its occurrence, and by the anatomical characteristics such as the numbers of cell layers of exodermis, the numbers of sclerified cell layers beneath subepidermal layer, and the density of mucilage cells in the cortex. Moreover, the numbers of tracheary elements in both protoxylem and metaxylem and their ratios measured by the image analysis system gave valuable information for classification; (II) 2 samples of "Xuory" in Sichuan and Yunnan provinces were determined to be the underground parts, mainly roots, of H. citrina var. citrina, and 6 samples of "Xuancao" in several Chinese markets, to be the corresponding parts of H. citrina var. citrina and H. flava var. minor.
- 日本生薬学会の論文
- 1995-03-20
著者
-
小松 かつ子
富山医科薬科大学和漢薬研究所
-
小松 かつ子
富山大学和漢薬研究所
-
山路 誠一
富山医科薬科大学和漢薬研究所
-
山路 誠一
富山医科薬科大学和漢薬研究所資源開発部門
-
山路 誠一
和漢薬研究所資源開発研究部門
-
周 光春
富山医科薬科大学和漢薬研究所
-
難波 恒雄
富山医科薬科大学
-
周 光春
成都中医薬大学薬学系
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