上越教育大学卒業生における文化習得の付加効果 : 在学生調査との比較を通じて
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概要
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本稿は、過去5年間の上越教育大学卒業生を対象に2007年11〜12月に実施した郵送調査の結果をもとに、2007年3月卒業生における2003年(1年次)から2006年(4年次)までの在学時追跡調査と比較しながら、教員を中心とする職業形成との関わりにおいて、学生生活の中で学んだこと、役立ったことが何であり、それがどのような条件の下で形成されているか分析する。長期的に培われる文化習得の視点からみると、大学生活を通じた文化習得が職業生活の中で持続する効果よりも、大学から職業を経てさらに一層の文化習得をもたらす付加効果が認められる。
- 上越教育大学の論文
- 2010-02-28
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