がん終末期患者の訪問看護導入時に生じる訪問看護師の困難感
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概要
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本研究の目的は,迅速な対応を必要とするがん終末期患者の訪問看護導入時に看護師が抱いた困難感を明らかにすることである。患者・家族のケアを実践し,がん終末期患者の訪問看護に3年以上関わった経験のある看護師6名を対象とした。データ収集は,インタビューガイドを用いた半構成的面接を行い,質的に分析した。訪問看護導入時に看護師が抱いた困難感として,【看護師としての揺らぎ】と【訪問看護を引き受ける苦悩】の2つカテゴリーが抽出された。がん終末期の患者の訪問看護導入時は,看護師と患者・家族との信頼関係の構築,患者への告知に関わる在宅医との連携などの問題が影響しており,看護師に対する心理的,教育的な支援が特に重要であることが示唆された。
- 2011-06-25
著者
-
河原 加代子
首都大学東京健康福祉学部
-
清水 準一
首都大学東京大学院人間健康科学研究科
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河原 加代子
首都大学東京 健康福祉学部
-
長内 さゆり
医療法人同心会訪問看護ステーションあおぞら
-
清水 準一
首都大学東京大学院 人間健康科学研究科 看護科学域
-
河原 加代子
首都大学東京
-
清水 準一
首都大学東京大学院
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