AM06-13-007 鉛直シアー場における冷却による渦生成(大気・海洋・惑星の流れ(2),一般講演)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Vortex genesis and its elongation to the ground induced by evaporational cooling in linearly sheared environment are investigated. In weak shear experiments, the vortex developed at the top of cooling is advected obliquely downward. In strong shear experiments, the vortex developed at the top of the cooling region is advected downward with large tilt at first. On the way to the ground, however, strong vertical wind shear advects the vortex advected away from the cooing region where there is no downward motion. We introduce a non-dimensional number SI which is defined by vertical wind shear (S), cooling rate (C) and radius of cooling region (L). From the experiments with various S, C and L, it is demonstrated that SI determines the influence of vertical wind shear on the vortex elongation to the ground.
- 日本流体力学会の論文
- 2006-09-05
著者
-
中野 満寿男
地球科学技術総合推進機構
-
中野 満寿男
(財)地球科学技術総合推進機構
-
中島 健介
九州大学大学院理学研究院地球惑星科学部門
-
中野 満寿男
(財)地球科学技術総合推進機構(aesto)地球温暖化研究開発センター
-
中島 健介
九大院理
-
中野 満寿男
九大院理
-
Nakajima Kensuke
Department Of Earth And Planetary Sciences Faculty Of Sciences Kyushu University
関連論文
- 第2回UJCC-NCAS気候モデルに関するサマースクール参加報告
- C308 系外惑星の気候探索をめざした数値モデルの開発(スペシャル・セッション「惑星大気の多様性」)
- 第2回国際ルンド地域気候モデリングワークショップ参加報告
- 木星大気を念頭においた雲対流モデルの開発(ながれマルチメディア)
- P336 日本に接近する台風の将来変化
- B169 水平解像度5km/2km非静力学モデルによる領域温暖化予測実験 : 7月の東日本太平洋側でみられた強雨の増加傾向について(気候システムI)
- C458 JMA-NHMによるインドの強雨の再現可能性(気候システムIII)
- B407 革新プログラム・チーム3「極端現象」:領域温暖化予測実験 : 水平解像度5km/2km非静力学モデルの降水特性(気候システムIV,一般口頭発表)
- A101 雲解像領域大気モデルの高解像度化と温暖化による極端現象の変化予測(気候システムI)
- P391 領域気候実験におけるSBC法の台風強度予測への影響
- P209 関東域での夏季不安定降水のNHMによる再現性の評価 II
- A303 水平解像度5km/2km非静力学モデルによる領域温暖化予測実験 : 全球大気モデル実験を境界値に用いた予備実験:NHM5kmからNHM2kmへ(気候システムII)
- P342 イベントごとの降水特性の調査法の検討
- P309 発生期の台風の数値シミュレーション : 全球モデルと非静力学モデルによる再現性の違い
- D107 関東域での夏季不安定降水のNHMによる再現性の評価(気象予報)
- A103 水平解像度5km/1km非静力学モデルによる領域温暖化予測実験 : 全球大気モデル実験を境界値に用いた予備実験 : 温暖化による大雨現象の変質(気候システムI)
- A102 水平解像度5km非静力学モデルによる領域温暖化予測実験 : 降水と気温の再現と変化特性(気候システムI)
- A103 水平解像度5km/1km非静力学モデルによる領域温暖化予測実験予備実験 : 大雨事例の抽出と5km/1km-NHMの結果の比較(気候システムI)
- A102 水平解像度5km非静力学モデルによる領域温暖化予測実験 : 完全境界実験による精度評価(気候システムI)
- C205 水平解像度5km/2kmの非静力学モデルJMANHMを用いた非常に強いTCの発達に関する感度実験 : 特に境界層スキームに着目して(台風,一般口頭発表)
- B356 鉛直シアー場における冷却による渦生成(スペシャルセッション「熱帯低気圧の力学研究・モデリング・予報の未来:大山先生・栗原先生の業績を記念して」)
- P450 層状降水の蒸発に伴う冷却による渦生成
- P363 鉛直シアー場における冷却による渦生成
- D405 同期回転惑星の大気大循環とその自転角速度依存性(大気力学,一般口頭発表)
- C104 大気大循環モデルで表現される赤道域降水活動の解像度依存性(熱帯大気I)
- C302 大気大循環モデルで表現される赤道域降水活動の解像度依存性(熱帯大気I)
- P103 主成分凝結を伴う火星大気対流の二次元数値実験(ポスターセッション)
- C307 大気大循環モデルを用いた陸と海のある惑星の大気大循環計算(スペシャル・セッション「惑星大気の多様性」)
- C306 木星大気大規模渦の数値モデリング(スペシャル・セッション「惑星大気の多様性」)
- C108 積雲内の凝結ゆらぎに対する大気・固体地球結合系の線形応答(大気力学)
- A405 大気主成分の凝結を考慮した二次元湿潤対流の基礎的数値実験(大気力学・中高緯度大気)
- D309 木星大気大規模渦の数値モデリング(スペシャル・セッション「惑星大気の新しい観測と理論」)
- D308 3次元非静力学モデルによる火星大気対流の数値計算 : 2次元モデル計算との比較(スペシャル・セッション「惑星大気の新しい観測と理論」)
- D304 可変性と可読性を考慮した大気大循環モデルの開発 : ソースコードの簡潔さを重視したモデル設計(スペシャル・セッション「惑星大気の新しい観測と理論」)
- B307 積雲による音波発生の数値モデリング(スペシャルセッション「さまざまな対流」)
- B306 同期回転惑星の大気大循環の数値計算(スペシャルセッション「さまざまな対流」)
- B305 可変性と可読性を考慮した大気大循環モデルの開発と湿潤惑星の数値実験(スペシャルセッション「さまざまな対流」)
- B304 2次元対流モデルで明らかにされた木星大気の雲対流構造(スペシャルセッション「さまざまな対流」)
- B302 3次元非静力学モデルによる火星大気対流の数値計算(スペシャルセッション「さまざまな対流」)
- 木星大気の雲対流
- D465 水惑星実験における赤道域降水パターンに対する鉛直乱流混合過程の影響(熱帯大気)
- D303 赤道域対流圏界面付近にcold-pointが停滞する理由(中層大気)
- 極端気象現象とその気候変動による影響評価に関する研究集会 : より良い将来予測を目指して
- 惑星気象学の近年の展開(創立125周年記念解説)
- 惑星気象学の近年の展開
- C410 大気大循環モデルで表現される赤道域降水活動の循環構造解析 : 背景風移流と赤道波に着目して(熱帯大気)
- P123 火星大気湿潤対流のための非静力学モデルの定式化
- P67 噴煙のダイナミクスにおける大気安定度と水物質の影響 : 2 次元数値シミュレーション
- B231 火山の噴煙上昇における潜熱加熱の効果 : 三宅島 2000 年噴火(数値実験)
- D311 同期回転惑星における太陽定数増大実験(大気力学,口頭発表)
- P334 高解像度日本域気候モデルによる気温の再現性と将来予測(ポスター・セッション)
- P333 温暖化予測実験における暖候期の月別連続無降水日数(ポスター・セッション)
- P356 大気大循環モデルの赤道域対流圏に表れた2種類のケルビン波的シグナル
- D310 木星大気大規模渦の数値モデリング(大気力学,口頭発表)
- 大陸形成以前の海洋大循環
- B134 鉛直対流によって励起される火星大気の内部重力波
- 鉛直対流により励起される火星大気の内部重力波
- B160 熱帯域循環系の雲の解析的モデル(気候システムII)
- P282 飛行機に伴う気圧変動の観測
- E-132 灰色大気の平衡状態の太陽定数依存性 : 暴走温室状態から全球凍結状態まで
- B153 灰色大気の平衡状態の太陽定数依存性 : 暴走温室状態から全球凍結状態まで(力学を介しての横断的理解)
- 灰色大気の平衡状態の太陽定数依存性 : 暴走温室状態から全球凍結状態まで
- 熱帯大気の暖水域に対する応答 : アンサンブル水惑星実験による時間発展の抽出
- 全球凍結条件に関する数値実験 : 多重平衡解についての検討
- 灰色大気に覆われた惑星の全球凍結条件
- D206 木星大気の雲対流の直接数値計算 : 対流運動と雲分布の凝結成分存在度に対する依存性(大気力学)
- A353 H_2O, NH_3, NH_4SH雲を考慮した木星大気の雲対流数値計算(スペシャルセッション「惑星大気の科学」II)
- A309 タイタンの"対流雲"の諸問題(スペシャルセッション「惑星大気の科学」I)
- 降水を伴う積雲のモデル(2) : 理想化した数値実験に見る雲のメカニズム
- P118 木星大気雲対流モデルの定式化
- D408 大気主成分の凝結を考慮した火星大気対流モデルの開発(大気力学II)
- D310 "ホットジュピター"の大気における放射対流不安定(大気力学I)
- A214 惑星規模の「対流不安定」の直接数値計算(2)(熱帯大気I)
- P354 積雲対流の大規模組織化の数値実験 : 惑星規模の「対流不安定」
- 大気自由振動の励起についての数値実験
- P221 水惑星実験における赤道域降水活動の放射冷却率鉛直分布依存性
- E-131 暖水域に対する熱帯大気応答のアンサンブル水惑星実験による研究
- 木星大気雲対流の直接数値計算(大気・海洋・惑星の流れ(3),一般講演)
- 大気大循環モデルによる湿潤惑星の数値実験(大気・海洋・惑星の流れ(3),一般講演)
- AM06-13-008 積雲対流の大規模組織化の数値実験(大気・海洋・惑星の流れ(2),一般講演)
- AM06-13-007 鉛直シアー場における冷却による渦生成(大気・海洋・惑星の流れ(2),一般講演)
- 木星大気大規模渦の数値モデリング(大気(3),一般講演)
- 主成分の凝結を伴う大気対流の二次元数値実験(対流・拡散・渦・波動 対流(1),一般講演)
- 3次元火星大気非静力学モデルの開発と鉛直対流の数値計算(宇宙・惑星(1),一般講演)
- AM05-13-012 大気大循環モデルで表現される赤道域降水活動の解像度依存性(大気・海洋の流れ3,一般講演)
- A313 大気大循環モデルで表現される赤道域降水活動の解像度依存性(A-31 大気の流れ(1),一般講演)
- G233 熱対流に伴う気圧ゆらぎの数値計算(G-23 波動・音・衝撃波(3),一般講演)
- P319 熱対流に伴う気圧変動の完全圧縮モデルによる数値計算
- P135 お手軽グリッドモデル構築ツール(GMS)の開発
- お手軽グリッドモデル構築ツール(GMS)の開発
- B107 鉛直シアー場における冷却による渦生成について(台風)
- P462 台風初期渦形成に鉛直シアーが及ぼす影響
- D457 革新プログラム・チーム3「極端現象」:領域温暖化予測実験 : 水平解像度5km非静力学モデルによる梅雨期の降水現象の将来変化(近未来予測・極端現象予測,AR5に向けた気候変化予測の現状,専門分科会)
- P305 高解像度大気モデルで予測された日本付近の熱波の将来変化(ポスター・セッション)
- C208 高解像度日本域気候モデルによる夏季の高温の将来予測(気候システムII,一般口頭発表)
- 台風発生過程について (総特集 台風研究--最近の展開)
- A310 水平解像度5km/2kmの非静力学モデルJMANHMを用いた非常に強いTCの発達に関する感度実験(2) : 境界層スキームによる構造と下層フラックスの鉛直輸送(スペシャル・セッション「地球温暖化に伴う台風変化の理解に向けて」,一般口頭発表)
- P175 現業中期予報モデルで予報された台風となった初期渦擾乱 : T1204(GUCHOL)の事例解析(ポスター・セッション)
- P218 全球非静力学モデルNICAMを用いた台風の延長予報に関する数値実験(ポスター・セッション)
- P119 全球非静力学モデルによる2004年夏季の季節内変動再予報実験(ポスター・セッション)