水稲「ゆめみづほ」の茎葉部位に蓄積された非構造性炭水化物およびデンプン含量の関係と品質について
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概要
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水稲「ゆめみづほ」(品種名「石川43号」)の茎葉部位に蓄積された非構造性炭水化物(NSC)とデンプンの含有率について,生育条件の異なるサンプルを用いて生育時期別に測定し,白未熟粒発生の指標としての妥当性を検討した.その結果,登熟期間ではNSCとデンプンの含有率の間に有意な正の相関関係がみられ,白未熟粒の発生率とそれぞれ負の相関関係が認められた.重量法によるNSC含有率の測定は,測定手法として簡便であり,また登熟期間が寡日照等でデンプン含有率が低くなった場合はサンプル間で差を認めやすいため,指標として適当であると考えられる.一方,出穂期以前は,デンプン含有率の方がサンプル間で差を認めやすくSomogyi-Nelson法で測定する方がよい.
- 日本作物学会の論文
- 2006-03-31
著者
-
黒田 晃
石川農林総合事務所
-
黒田 晃
石川県農業総合研究センター
-
黒田 晃
石川農研
-
森尾 昭文
石川農林総合事務所
-
黒田 晃
石川農総試
-
小谷 俊之
石川県農業総合研究センター
-
小谷 俊之
石川県農業総合研究セ
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