有明海奥部,塩田川河口海域における物理・化学的要因と植物プランクトンの増殖との関係
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概要
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本研究では有明海奥部の塩田川河口海域において,2006年7月から8月にかけて植物プランクトンの種類組成並びに環境諸要因を調べた.その結果,我々は1)珪藻類の増殖と衰退は塩田川河口域内で起こっていること,2)珪藻類の増殖は降雨に関係した河川由来の栄養塩類に依存していること,3)珪藻類が急速に増殖し,かつ高密度に達するためには栄養塩類の供給後に3日間連続の晴天(日平均全天日射量:20MJ/m^2以上)が必要であること,4)ラフィド藻Heterosigma akashiwoの発生は珪藻類の細胞密度が比較的少ない海域で起こっていることを見出した.
- 2009-02-27
著者
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大嶋 雄治
九州大学大学院農学研究院
-
本城 凡夫
九州大学大学院農学研究院
-
大嶋 雄治
九州大学大学院農学研究院生物機能科学部門水産生物環境学研究室
-
島崎 洋平
九州大学大学院農学研究院生物機能科学部門
-
本城 凡夫
九州大学大学院農学研究院生物機能科学部門水産生物環境学研究室
-
島崎 洋平
九州大学大学院農学研究院生物機能科学部門水産生物環境学研究室
-
松原 賢
九州大学大学院農学研究院水産生物環境学研究室
-
長副 聡
独立行政法人水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所
-
山崎 康裕
九州大学大学院農学研究院水産生物環境学研究室
-
紫加田 知幸
九州大学大学院農学研究院水産生物環境学研究室
-
松原 賢
九州大学大学院農学研究院生物機能科学部門水産生物環境学研究室
-
長副 聡
独立行政法人水産総合研究センター西海区水産研究所
-
吉田 幸史
佐賀県有明水産振興センター
-
久野 勝利
佐賀県有明水産振興センター
-
紫加田 知幸
九州大学大学院農学研究院生物機能科学部門水産生物環境学研究室
-
山崎 康裕
九州大学大学院農学研究院生物機能科学部門水産生物環境学研究室
-
松原 賢
九州大学大学院農学研究院
-
島崎 洋平
九州大学大学院農学研究院
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