保育所実習(保育実習I)と保育実習IIの実践的な学びによる教育的効果 : 2006年度から2008年度までの保育所実習(保育実習I)と保育実習IIの自己評価と現場評価の調査結果をもとに
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概要
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保育園実習における学生の様々な学びについて,これまで自己反省報告文書等の分析結果から,特に本学の学生に関しては保育実習Iで自己評価が高いことがわかってきた。それは,学生自身の実習における学びの意識を反映するもので,実際の保育実践の結果に対する評価ではない。この研究の目的は,2サイクルの2回の実習で保育所実習と保育実習IIにおける現場評価と自己評価の比較分析を通して,保育園での実践的な学びが学生にどのような教育的効果をもたらすかについて考察を加えることであった。2サイクルの2回の実習に関する調査結果は類似しており,主に2007-2008年度の保育園実習2回分に関する自己評価と現場評価の変化の諸相について分析することを通して,保育園実習の教育的効果について明らかにしようとした。その結果,2回の実習に関する学びの相違,学生の目的意識の明確化による評価の変容が見い出された。
- 2010-01-31
著者
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