DRACULA : シグナルによるデータ競合の検出ツール(ソフトウェア工学)

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概要

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• 逐次的なプログラムも非同期的なソフトウェア割込み(例:UNIXシグナル)によりデータ競合が発生する.本論文ではUNIXシグナルによるデータ競合の新しい動的検出ツールDRACULAを提案・実装する.DRACULAは完全自動,ソースコード不要,同期APIに非依存,などの多ぐの利点をもつため実用性が非常に高い.DRACULAをBash-3.0(C言語で約8.9万行)に適用した予備評価では,誤検出率は2.6%と低く,実際にBash-3.0中の3個のデータ競合を自動的に発見するという良い結果を得た.

• 社団法人電子情報通信学会の論文
• 2008-02-01

著者

• 田原 貴光

  日本電気株式会社

• 権藤 克彦

  東京工業大学計算工学専攻

• 権藤 克彦

  東京工業大学情報理工学研究科計算工学専攻

• 田原 貴光

  東京工業大学計算工学専攻

• 田原 貴光

  東京工業大学大学院情報理工学研究科計算工学専攻

• 権藤 克彦

  東京工業大学学術国際情報センター

• 権藤 克彦

  東京工業大学

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