予測誤差のGolomb-Rice符号量を最小化する線形予測分析(電気音響,音響一般)
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概要
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本論文では,予測誤差ベクトルのl_2ノルムを最小化する従来の線形予測分析に基づく可逆圧縮符号化方式は予測誤差の符号量を直接的に小さくするものではなかった点に着目し,予測誤差の符号量をできるだけ小さくする線形予測分析の効率的なアルゴリズムの導出を目的とする.予測誤差の符号化に利用するGolomb-Rice符号における振幅値と符号量との関係をよく表すコスト関数モデルを考え,これに基づいて立てられる目的関数(予測誤差ベクトルのl_1ノルム等)の最小解を効率的に求める反復アルゴリズム(補助関数法)を提案する.評価実験により,提案法の動作と提案法による圧縮性能を確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-11-01
著者
-
守谷 健弘
日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
亀岡 弘和
日本電信電話株式会社
-
守谷 健弘
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
亀岡 弘和
日本電信電話株式会社nttコミュニケーション科学基礎研究所
-
原田 登
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
鎌本 優
日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
原田 登
日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所
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