ISO/IEC MPEG-4 Audio Lossless Coding (ALS)におけるIEEE754浮動小数点信号の可逆符号化(<特集>国際標準に向けたテレコム技術とその効用論文)
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概要
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本論文では,ISO/IEC MPEG-4 Audio Lossless Coding (ALS)に採用されたIEEE754浮動小数点音響信号の可逆符号化方式を紹介する.提案方式では,入力された浮動小数点信号を,新たに提案した近似共通因数符号化により共通乗数,整数信号,誤差信号の三つに分離し,整数信号部にはMPEG-4 ALSの整数信号符号化ツールを適用して圧縮する.また,誤差信号は整数部のけた数から算出された必要なけた数のビットのみをマスクLZ(Lempel-Ziv)符号化を用いて圧縮する.提案法を実際の音響信号の圧縮に適用した実験により,信号中に共通因数が存在すれば正しく推定できること,マスクLZとの併用により高い圧縮率が得られることを示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-02-01
著者
-
守谷 健弘
日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
守谷 健弘
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
関川 浩
日本電信電話株式会社 NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
関川 浩
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
原田 登
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
鎌本 優
日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
原田 登
日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
白柳 潔
日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
白柳 潔
東海大学理学部
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