銀・亜鉛・アンモニア複合置換A型ゼオライトの公衆衛生学的検討I : 亜慢性毒性試験

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概要

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ラットを用いAZNゼオライトの3か月亜慢性毒性試験を実施した。投与用量は1.25%、2.5%、5.0%および対照の4群とし、5.0%飼料投与終了後4週間の回復期間を設けたサテライト群も併設した。その結果、雌雄ラットとも飼料摂取量低下にともなう成長阻害、途中死亡動物の発現、小球性低色素性貧血と血小板数増多等の血液性状の変化、LDL-C, HDL-Cを中心とした血清脂質の変動、および色素沈着・心疾患・膵萎縮を主体とした病理組織学的変化が観察され、いずれも被験物質由来のAgおよびZnの相互作用による変化であることが強く示唆された。また、これらの変化の多くに用量依存傾向がみられ、投与中止により症状の軽減傾向も確認された。
日本食品化学学会の論文
1995-03-28

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