プライマリ・ケアにおける気分障害の認識と診断について(シンポジウム:うつ病の診断・治療上の問題点とコツ,2008年,第49回日本心身医学会総会(札幌))

元データ 2009-09-01 日本心身医学会

概要

Goldberg&Huxleyモデルは,うつ病患者の受診経路を想定するためのフレームワークとして有用である.プライマリ・ケア領域においては,レベル2(プライマリ・ケア医療機関への受診者)からレベル3(プライマリ・ケア医が確認したうつ病患者)に円滑に通過させる第2フィルターが重要な要因となり,「プライマリ・ケア医のうつ病の認識および診断能力の向上」が鍵となる.さらに第3フィルター「プライマリ・ケア医療機関から精神医療サービスへの連携」が重要である.うつ病スクリーニングツールは,多忙なプライマリ・ケア医にとっては有用であるが,過剰診断傾向につながる危険性をはらんでいる.スクリーニングツールが内包している有用性と限界を十分踏まえたうえで使用することが望ましい.PRIME-MD(Patient Health Questionnaire)PHQ-9は,高い精度をもつため適切な患者情報を共有するためのツールとしては大変有用である.しかしスクリーニングされた症例について,気分障害の適切な診断と治療戦略のためには,十分な診断弁別能力および臨床能力が要請される.

著者

村松 芳幸 新潟大学医学部保健学科
下条 文武 新潟大学第二内科
荒川 正昭 新潟大学第二内科
荒川 正昭 新潟大学:新潟県健康づくり・スポーツ医科学センター
荒川 正昭 新潟大学第2内科
荒川 正昭 新潟大学
村松 公美子 新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科
吉嶺 文俊 新潟県立津川病院
布施 克也 新潟県立小出病院
藤村 健夫 新潟大学大学院医歯学総合研究科第二内科
清水 夏恵 新潟大学大学院医歯学総合研究科第二内科
村上 修一 新潟大学大学院医歯学総合研究科第二内科
片桐 敦子 片桐医院
真島 一郎 新潟大学保健管理センター
田中 裕 新潟大学歯学部歯科麻酔科
櫻井 浩治 新潟大学
宮岡 等 北里大学医学部精神科
田中 裕 新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔生命科学専攻顎顔面再建学講座歯科侵襲管理学分野
真島 一郎 新潟大学第二内科
荒川 正昭 新潟大学医学部第二内科
下条 文武 新潟大学大学院医歯学総合研究科腎膠原病内科学分野
下条 文武 新潟大学医歯学総合病院第二内科
上島 国利 国際医療福祉大学医療福祉学部
穂坂 路男 勝山診療所
久津見 律子 福井中央クリニック
馬場 繁二 馬場クリニック
宮岡 等 北里大精神科
桜井 浩治 新潟大学医学部保健学科
櫻井 浩治 新潟大学 第2内科
村松 公美子 新潟青陵大学大学院
下条 文武 新潟大学
下条 文武 新潟大学大学院医歯学総合研究科生体機能調節医学専攻内部環境医学講座:新潟大学
下条 文武 新潟大学大学院医歯学総合研究科生体機能調節医学専攻内部環境医学講座呼吸器内科分野
清水 夏恵 新潟大学大学院第二内科
片桐 敦子 新潟大学大学院第二内科
片桐 敦子 新潟大学 第2内科
宮岡 等 北里大学医学部精神科学
田中 裕 新潟大学大学院歯科侵襲管理学分野
布施 克也 新潟県立小出病院内科
藤村 健夫 新潟大学大学院第二内科
上島 国利 昭和大学
穂坂 路男 山梨赤十字病院
片桐 敦子 新潟大第二内科
下条 文武 新潟大第二内科
宮岡 等 昭和大学医学部精神科
真島 一郎 新潟大学第2内科
下条 文武 福井医科大学附属病院臨床検査医学
下条 文武 新潟大 大学院医歯学総合研究科 生体機能調節医学専攻 内部環境医学
真島 一郎 国立療養所西新潟中央病院呼吸器科
上島 国利 国際医療福祉大学
上島 国利 昭和大・精神医学
荒川 正昭 新潟大学医学部
宮岡 等 昭和大学医学部精神医学教室
上島 国利 昭和大学 医学部精神医学
上島 国利 昭和大学医学部精神医学教室
村松 芳幸 新潟大保健学科
村松 公美子 新潟青陵大
真島 一郎 新潟大保健管理センター
吉嶺 文俊 津川病院
藤村 健夫 新潟大学大学院医歯学総合研究科生体機能調節医学専攻内部環境医学講座
村松 芳幸 新潟大学医学部 保健学科
清水 夏恵 新潟大学大学院医歯学総合研究科内部環境医学講座
村上 修一 新潟大学大学院医歯学総合研究科内部環境医学講座
藤村 健夫 新潟大学大学院医歯学総合研究科内部環境医学講座

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