自己反映計算の振舞的側面の形式化について
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概要
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自己反映計算は高度に柔軟で適応的なシステムを構築するための重要な考え方である.本稿で報告する自己反映計算の振舞的側面の形式化は,計算システムを表す抽象的なモデル間の実現関係に基づいており,これによってリフレクティブタワーのような無限の構造をアプリオリに導入せずに自己反映計算についての議論を可能にする.現在までの主な貢献は,明示的なメタレベルの存在範囲を形式化に導入することで,自己反映計算機構の強さを形式的に議論するための基礎を与えたことである.
- 2009-07-30
著者
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