実行時検査を伴う実時間プログラムの生成について : 時間オートマトンから非実時間実行環境上の実時間プログラムへ
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概要
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検証済みのモデルから実時間プログラムを生成する手法を提案する.本手法では,時間制約を実行時に検査するために,それに伴うオーバーヘッドをあらかじめモデルの性質の一部に取り入れる.これにより,実時間スケジューラのないOSやランタイム上でのソフト実時間システムの実現を容易にすることを目指す.本稿では,時間オートマトンで記述され,モデル検査器UPPAALで検証されたモデルから,JavaおよびCのコードを生成する手法について述べる.簡単なロボットの制御プログラムの記述例を通して,提案手法の有効性を示す.
- 2011-07-22
著者
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渡部 卓雄
東京工業大学・大学院情報理工学研究科・計算工学専攻
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渡部 卓雄
東京工業大学
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Prokay Julian
東京工業大学大学院情報理工学研究科計算工学専攻
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Senthooran Ilankaikone
東京工業大学大学院情報理工学研究科計算工学専攻
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