東北地方住民におけるアルデヒド脱水素酵素2の遺伝子解析とアルコールパッチテスト
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
アルコール過剰摂取は若い人々にとって重大は健康問題の一つになっている。そこで、アルコールパッチテストとaldehyde dehydrogenae 2のE487KのSNPを検出する事によって、アルコール感受性を調べた。アルコールパッチテストの結果は本学学生17人中70.6%、本学大学祭の参加者は104人中77.8%が耐性であった。毛髪を用いたALDH2遺伝子解析は本学食物栄養学科学生につてのみ行ったが、全て野生型/野生型homogygote(ALDH2^*1/2^*1)と野生型/変異型 heterogygote(ALDH2^*1/2^*2)であった。本研究では変異型/変異型homozygote(ALDH2^*2/2^*2)の遺伝子は被験者の中には発見できなかった。この結果はアルコールパッチテストの結果と良く一致した。東北地方の住人、特に一関近辺に住む人々は旧モンゴロイド系のヒトが多いことが明らかとなった。
著者
-
礒部 明彦
群馬県立女子大学
-
松本 仁
日本薬科大学
-
安部 恵
修紅短期大学食物栄養学科
-
板垣 千尋
修紅短期大学食物栄養学科
-
青山 裕二
修紅短期大学食物栄養学科
-
冨岡(高橋) 佳奈絵
修紅短期大学食物栄養学科
-
阿部 由希
修紅短期大学食物栄養学科
-
板垣 千尋
修紅短期大学
-
青山 裕二
修紅短期大学
関連論文
- レルゾライトの2種類の土壌におけるコマツナのカドミウム吸収抑制効果
- カドミウム汚染土壌で栽培したダイコン2品種の生育初期における地上部と根部のカドミウム,亜鉛,マンガンおよび銅の濃度
- 熟成中におけるチーズの組織構造の変化
- 20-P3-476 新規配合ソフトカプセル剤中に含まれるCo-enzyme Q10の体内動態(薬物動態(基礎),来るべき時代への道を拓く)
- ブルーチーズにおける脂肪酸の分布
- 22-6 コマツナの生育とカドミウム吸収(22.環境保全,2009年度京都大会)
- 薬物誘発ラット関節炎に対する γ-Tocopherol と還元焼成サンゴの単独および他剤併用投与の影響
- 東北地方住民におけるアルデヒド脱水素酵素2の遺伝子解析とアルコールパッチテスト
- サトイモ,ダイコンおよびジャガイモのカドミウム吸収の特性
- 調理におけるスチームコンベクションオーブンの特徴
- Inflammatory Activity of Polymeric Photoproducts of Chlorpromazine
- 災害時のメニュー開発 : 東北支部報告(クッキングルーム)
- わが国における医療関連論文の推移:医療薬学(病院薬学),薬剤学
- カマンベールチーズとブルーチーズにおける結晶の形状と分布
- カマンベールチーズ、ブルーチーズおよびゴーダチーズの組織構造
- 低分子水溶性食物繊維を添加したモチおよびサツマイモ菓子類の総食物繊維量
- 食品廃棄物の食品への有効利用の必要性とその利用方法について
- 光力学的物質による過敏症成立とその物理化学的メカニズム
- 18 ハクサンハタザオ栽培後の土壌を用いて栽培したコマツナとフダンソウのカドミウム吸収(東北支部講演会,2009年度各支部会)
- 22-30 ハクサンハタザオ4作跡地のコマツナとフダンソウのカドミウム吸収(22.環境保全,2010年度北海道大会)
- ブルーチーズにおける結晶の形状と分布の差異
- ブルーチーズにおける組織構造の差異
- カドミウム汚染土壌で栽培した野菜11種類とイネ1品種のCd吸収
- アルデヒド脱水素酵素2(ALDH2)遺伝子解析 アルコール代謝関連酵素活性との相関性
- カドミウム汚染土壌で生育したコマツナに対する土壌添加剤類のカドミウム吸収抑制効果
- 紅麹菌から得られた色素の構造について
- 女子学生の栄養摂取状況に関する調査研究
- フェオホーバイドによるベンツピレンの変異原性抑制作用と光照射の影響
- 7 エネルギー分散型蛍光X線分析による植物の葉表面の元素類(東北支部講演会,2010年度各支部会講演要旨)