肢体不自由養護学校における理学療法士・作業療法士の役割 -教師の意識調査を通して-第3報
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概要
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本研究の目的は, A養護学校における理学療法士・作業療法士(以下PT・OT と略) 導入の効果を明らかにし, 今後の連携を円滑に進めるための要因を探ることである. 53人の教員を対象にアンケートによる意識調査を行い, 著者等の実践に基づく考察を加えた. 52人(回収率98%) の教員から回答があり, (1) PT・OT に対する期待としてポジショニング指導と摂食指導についてのニードが最も多かった. (2) 教職員の役割については, 自立活動の取り組みが1位を占めていた. (3) 養護学校の課題としては表現できる力を養うという項目が1位を占めていた. (4) PT・OT が4月より導入され, 役だったかどうかという設問に対しては49人(94%) が役立ったという評価をしていた. しかも39人(75%) からのコメントがあった. 結論としてPT・OT と教員間の連携が促され, この12ヶ月間の活動は全体として一定の評価ができるものと考えた.
著者
-
安田 智子
秋田県立秋田養護学校
-
高橋 恵一
秋田大学医学部保健学科作業療法学専攻
-
工藤 俊輔
秋田大学医療技術短期大学部 理学療法学科
-
那波 美穂子
秋田大学医学部保健学科
-
工藤 俊輔
秋田大学医学部保健学科理学療法学専攻
-
高橋 恵一
秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻作業療法学講座
-
工藤 俊輔
秋田大学医学部保健学科
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