特別支援教育における摂食指導の実態と医療職種導入の効果について -養護学校および教師に対するアンケート調査から -
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概要
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研究の目的:本研究の目的は, 養護学校における医療職種の導入状況と, その効果として, 摂食指導に対する教師らの意識の違いについて明らかにすることである. 対象と方法:東北地方の養護学校44校, 1634名の教師に対してアンケート調査を行った. 結果:42校984名の教員から有効なデータを得た. その結果, 1) 6割近くの学校で医療職種が配置・勤務されていた. 2) 約半数の教師が摂食指導に不安を感じていた. 3) 医療職種が配置・勤務している学校の教師らは, 摂食指導に関する研修・学習の必要性を感じ, 医療との連携の必要性を感じていた. 結論:摂食指導において, 医療職種の導入が必ずしも教師の不安を解消するものではないことが示唆された.
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