F-10. ベーシスリスク低減に着目したリスクファイナンス手法の提案(F.一般セッション,第4セッション,一般論文発表)
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概要
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災害被災後の復旧資金調達は重要な課題である。資金調達の即時性の観点からは,客観的な指標に基づく補填額の算定が必要であり,地震リスクの証券化等のリスクファイナンスでは,地震の位置や規模を指標として補填額を算定することが行われている。ところで,このような指標に基づく補填額と実際の損失の間には乖離が生じる。この乖離はベーシスリスクと呼ばれ,不確実な補填とリスクファイナンス費用の増大に繋がる。本研究では,ベーシスリスクに低減に着目し,災害後の資金調達に適したリスクファイナンス手法を提案する。
著者
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矢代 晴実
東京海上日動リスクコンサルティング(株)
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福島 誠一郎
東電設計株式会社
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西川 智
国土交通省
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西川 智
内閣府災害予防担当
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西川 智
内閣府 (防災担当)
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福島 誠一郎
東電設計
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矢代 晴実
東京海上日動リスクコンサルティング
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