デンマークにおける「拡大特別ニーズ教育」 : 2007年地方分権制度再編前までの特徴
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概要
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デンマークでは、各市が責任を持つ特別ニーズ教育に対して、国が責任を持って対応する「拡大特別ニーズ教育(vidtgaend specialundervisning)」と呼ばれる制度がある。これは国民学校法の第20条2項を根拠規定とするもので、その対象が国際比較の際にデンマークにおける特別ニーズ教育を表す資料となる。デンマークは地方分権が進んだ国として知られるが、これを背景として拡大特別ニーズ教育も地域差が大きいことが特徴である。本稿は、こうした拡大特別ニーズ教育における各県(Amt)ごとの違いが大きいことを1991/92年度から2003/04年度までについてまとめた資料を用いて示した。
- 障害科学学会の論文
- 2007-03-30
著者
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