運動器の機能向上を目指した介護予防事業の類型化

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概要

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本研究では、介護予防事業における「運動器の機能向上サービス」を学術論文から得られる情報を中心に、対象者の属性、事業内容などから整理し類型化を試みた。更に、それらをもとに、対象者や地域の特性に応じた運動器の機能向上プログラムの試案を作成した。元気高齢者を対象とした運動器の機能向上サービスは、既存のプログラムを用いた筋力トレーニングを核に、ストレッチ、バランストレーニングなどによって身体機能の向上を目指すものと、軽微な道具を用いたり、自重を負荷にしたりするオリジナルの筋力トレーニングを核に、ストレッチなども取り入れたものが大勢を占めた。さらに、高齢ボランティアの活用が、事業終了後の自主的な活動へと発展している例もいくつか見られた。それらの収集されたこれまでの成果をふまえて、対象者の属性、実施体制に応じたプログラムを従事者、内容から評価法まで総合的にまとめ、モデルを試作した。
東北文化学園大学の論文

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