「閉じこもり」高齢者に対するホームヘルパーの運動指導が運動機能に及ぼす効果

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概要

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高齢者の「閉じこもり」は、「寝たきり」を引き起こす因子のひとつと言われている.そのため、「閉じこもり」をいかに解消するかということが重要な課題の一つである。本研究では、地域在住の「閉じこもり」高齢者を介入グループと非介入グループに分け、ホームヘルパーの戸別訪問による介入プログラムを実施した。プログラム実施前後の運動機能の変化をグループ間で比較することで、介入プログラムの有効性を検討した。その結果、介入期間後の調査で体操非実施群の立ち上がり時間が他の群に比して有意に増大していた。体操実施群では時間の増大は認められなかった。このことから、ホームヘルパーによる「閉じこもり」高齢者に対する運動指導が運動機能を維持する可能性が示唆された。
東北文化学園大学の論文
2005-03-31

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