0.44 m 極超音速衝撃風洞デュアルホイール型模型支持装置環境下の気流偏向特性
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概要
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0.44 m 極超音速衝撃風洞においてデュアルホイール型模型支持装置を使用時の気流偏向特性試験を2 次元くさび模型を用いて行った.試験は模型表面圧力の計測とシュリーレン観測を行い,迎角変化に対する模型上下面の圧力値の変化を調べた.模型迎角に対する模型表面圧力の変化から一様流の気流偏角を推算し,マッハ数10 ノズルを使用した今回のケースでは気流偏向角は約0.2 度の吹き上げである事が分かった.また,試験結果からは模型後方からの圧力の遡りと思われる現象も観測された.今回の検討によってデュアルホイール型模型支持装置のスティングの長さや形状を含めた課題を明確にする事が出来た.
著者
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山崎 喬
宇宙航空研究開発機構総合技術研究本部風洞技術開発センター
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中北 和之
宇宙航空研究開発機構総合技術研究本部風洞技術開発センター
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中川 宗敬
宇宙航空研究開発機構総合技術研究本部風洞技術開発センター
-
渡利 實
宇宙航空研究開発機構総合技術研究本部風洞技術開発センター
-
中川 宗敬
Japan Aero Space Technology
-
中北 和之
宇宙航空研究開発機構 研究開発本部
-
渡利 實
宇宙航空研究開発機構
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