JAXA感圧塗料(PSP)計測システムの研究開発(1)-概要編 -
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概要
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感圧塗料( Pressure-sensitive paint:PSP)と呼ばれる発光強度が圧力によって変化する塗料を用いた表面圧力場計測が注目されている.これまでの電子式センサーによる離散的な点計測とは異なり,面で圧力場を計測することができる.風洞技術開発センターでは大型風洞群へ PSP計測システムを適用するための実用化研究を進めてきた.感圧塗料,光学系,および画像処理を含む全計測システムの開発を独自で行っている.本レポートでは,風洞技術開発センターが開発した PSP計測技術の概要を示すとともに,試験結果の一部を紹介する.
著者
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栗田 充
宇宙航空研究開発機構 研究開発本部
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渡辺 重哉
宇宙航空研究開発機構総合技術研究本部風洞技術開発センター
-
中北 和之
宇宙航空研究開発機構 研究開発本部
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渡辺 重哉
航空本部風洞技術開発センター
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栗田 充
航空本部風洞技術開発センター
-
満尾 和徳
航空本部風洞技術開発センター
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中北 和之
航空本部風洞技術開発センター
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