赤十字国際活動に対する看護師の意識調査 : 九州における赤十字病院の調査から
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は、国際活動に参加する赤十字看護師に対する人材育成プログラム策定の基礎資料とするために、九州の赤十字医療施設で勤務する看護師に対し、赤十字国際活動に対する意識に関する実態調査である。結果、国際活動に対する看護師の意識の高さが明らかになった。特に、看護経験年数の少ない20代前半の看護師の存在や、30歳前後の中堅看護師が語学力を身につけ国際活動に対し高い参加意識があることも明らかになった。また、看護大学出身の看護師の意識の高さにも注目する点があった。この調査から国際活動に対する日本赤十字九州国際看護大学と、熊本赤十字病院および福岡赤十字病院の両施設の救援活動および卒後人材育成を連携した、「大学教育から就業後の継続教育としての国際救援活動キャリア開発ラダー」構築、および九州版「国際活動に携わる赤十字看護師のキャリア開発ラダー」活用に関して若干の示唆を得たので報告する。
- 2008-06-30
著者
関連論文
- 「慢性疾患の病みの軌跡」モデルに関する文献検討 その2
- 赤十字国際活動に対する看護師の意識調査 : 九州における赤十字病院の調査から
- 「慢性疾患の病みの軌跡」モデルに関する文献検討 その1
- 腎不全看護におけるQOL研究の動向と今後の課題
- 腹膜透析と血液透析者家族のQOLの比較
- 外来血液透析者のQOLの実態
- 腹膜透析患者と家族のQOLおよび家族の介護負担の実態
- アセスメントの基本 (看護過程レクチャー 慢性腎不全患者の看護)
- 九州地区におけるPD患者の実態とPDの自己管理に関係する要因
- 卒後1年目看護師のエゴグラムの変化と職場適応との関連
- 看護職のメンタルヘルスに関する研究 : 新人看護師のエゴグラムの変化と職場適応との関連
- 創立から昭和初期にかけての日本赤十字社の災害救護活動と活動における看護師の役割
- 看護基礎教育における模擬患者参加型教育方法の実態に関する文献的考察 : 教育の特徴および効果、課題に着目して
- 資料 「概念分析」の主な手法とその背景についての文献的考察
- 概念分析の手法についての検討 : 概念分析の主な手法とその背景
- M市在住の中高年の生活実態とサクセスフル・エイジング
- 資料 看護における技術について--日米の文献検討を中心として
- 地域社会に応える"医療ブランド"赤十字病院をめざそう (第6回日本赤十字看護学会学術集会) -- (シンポジウム 今改めて問う 赤十字看護とは)