M市在住の中高年の生活実態とサクセスフル・エイジング
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概要
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目的:M市在住の中高年がどのような生活実態であるのか、老後に向けて準備行動をしているのか、どのような老後像を理想としているのかを明らかにする。方法:M市に住む35〜64歳の中高年309名を対象とし、2003年7月〜9月に調査を行った。A.個人の特性、B.健康と生活、C.医療と福祉サービスに対する意識、D.老後に向けての準備行動、E.理想とする老後像の5つをサクセスフル・エイジングを調査する視点とし質問紙を作成。質問紙は郵送による配布・回収を行った。結果:有効回答数171であった。M市の中高年は、健康で生活に満足している人が多い。また、多くの人が老後に向けて何らかの準備行動をしていることが明らかになった。理想とする老後像については、自立や身心共に豊かな老後を送りたいという思いがあると考えられた。今後、これらの要因間の関連を考察し、看護者としての役割を明らかにすることが必要である。また、サクセスフル・エイジングのプロセスについて研究を重ねていくことが課題である。
- 2005-03-01
著者
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